千葉モノレール

モノレールと街角写真コンテスト2012


審査会

 今年も「モノレールと街角写真コンテスト」を開催させていただき、多くのご応募をいただきありがとうございました。8月23日に審査会を開催しました。

 入賞・入選作品は、10月20日(土)開催予定の千葉モノレール2012会場内の資料室で展示する予定です。
 また千葉駅ステーションギャラリーでは、11月5日午後から11月21日午前まで入賞・入選作品の写真展を開催します。ぜひお越しください。
審査委員
審査員長
下田コーイチ 写真家(日本鉄道写真作家協会会員)
審査員
榛沢 芳雄 日本大学名誉教授
安田 操 千葉市美術協会理事
立木 一男 写真愛好家(千葉都市モノレール株式会社OB)
大澤 雅章 千葉都市モノレール株式会社 取締役社長
栗原 裕夫 千葉都市モノレール株式会社 専務取締役
蓮見 真一 千葉都市モノレール株式会社 取締役

8月23日に開催された審査会

審査結果の発表


 審査委員の厳正なる審査の結果、グランプリ1作品、社長賞1作品、優秀賞2作品、佳作7作品、ファミリー賞1作品の合計12作品が選ばれました。

グランプリ


作品名 「ブルースカイ」
新田幸雄(八街市)

審査委員長コメント
この場所はよく発表されている有名撮影地です。実物の新型車両とビルのガラス窓に写し出された湾曲車両の対比はいつ見ても面白いものです。 実物車両の切り取り方は大胆ですが、無駄のない見応えのある構図に仕上がっています。青空と近代建造物を組み合わせ、未来を予感させるような異次元空間はアーバンフライヤーにはぴったりのシチュエーションなのかもしれません。撮り方ひと工夫でここまで世界を変えられるのかと感じさせる作品です。



社長賞


作品名 「FANTASIC RIVER」
萩原和浩(川越市)


社長コメント
過去最多のご応募に感謝申し上げます。7月にデビューしたアーバンフライヤーには月星のシンボルマークが配され、1000年前の故事に根を張って、次の1000年(は言い過ぎなので少なくとも)100年先を見据える意思が込められました。社長賞の作品は、移動する1000形の車体を被写体とすることで、現在から未来へ繋がって行く時間の流れと、乗り物が持っている物語性を川の流れに見立ててくださいました。本年の社長賞にふさわしい作品です。




優秀賞
作品名 「夢の乗物」
早川誠(千葉市)
作品名 「新型車両(アーバンフライヤー)のデビュー」
福ア達夫(千葉市)

佳作
作品名 「もうすぐデビュー」
伴博之(千葉市)
作品名 「お披露目の後に・・・」
長岡良武(千葉市)
作品名 「夜桜との共演」
國吉千秋(千葉市)
作品名 「夕焼け色モノレール」
久保田康子(千葉市)
作品名 「川面に輝く」
島田典生(千葉市)
作品名 「スポーツの秋」
伴博之(千葉市)
作品名「眼下にイルミネーション」
島田典生(千葉市)


ファミリー賞
作品名「ベストショットを狙って」
林元喜(千葉市)

 審査委員長コメント
アーバンフライヤーデビューのころの作品です。出発前、子供連れのお母さんの写真を撮る姿は、ベストショットを狙おうと夢中の様子です。手にした携帯電話画面をよく見ると、まだ新型車両をキッチリ撮れる体勢ではなく、雑踏の中、周りから押されながら撮影していることがわかります。思わず“お母さん頑張って”と声を掛けたくなる作品です。




千葉都市モノレール
モノレールと街角写真コンテスト2012総評
 
モノレールに待望の新型車両アーバンフライヤーが登場しました。開放感あふれる斬新なデザインと星空色のとても優雅な色合いに施された車体は別世界の乗り物のようです。その姿をひと目見ようと各地からファンが集まっています。 ご存知でしょうか。只今千葉モノレールのホームページにアーバンフライヤーの駅ごと運行時刻が掲載されています。こちらを参考にして撮影に出かけてみてはいかがでしょうか。 さて、今回はフォトコンテスト始まって以来、過去最多点数のご応募がありました。スナップ写真や夕景・夜景・季節作品と人物・家族中心のファミリー写真など審査員を楽しませてくれました。 また、作品応募締め切りが7月末にも関わらず、7月8日デビューのアーバンフライヤー作品を多数お送りいただきました。ご応募いただきました皆様には、とても感謝しております。 この度の審査にあたっての感想です。 上位入賞作品に共通している点ですが、作品に遊び心を感じました。普段の撮影スタイルから違う視点で被写体と向き合うことは、新たな撮影手法の発見に繋がります。 また、素晴らしい作品のプリントの中に、はっきりざらつき(粗粒子・ノイズの影響)と分かるものがあり、選ぶことができませんでした。これからはプリントアウトまでの工程を考慮していただければ幸いです。

モノレールと街角写真コンテスト
審査委員長 下田コーイチ(写真家・日本鉄道写真作家協会会員)